1998-07-15 ArtNo.15716
◆<印度>年産600万トンのビナ製油所プロジェクトを認可
【ニューデリー】インド政府はBharat Petroleum Corporation(BPCL)とOman Oil Companyがマドヤプラデシュ州に建設を計画している年産600万トンのBina製油所計画を認可した。
ビナ製油所プロジェクトは環境問題、州政府によるシングル・ポイント・モーリング(SPM)建設認可の遅延等で、中央政府の承認が手間取っていたが、インド人民党(BJP)政府は、全ての問題をクリアした。
インドの年間石油精製能力は第8次5カ年計画末時点では6155万トンだったが、BJP政府は、第9次5カ年計画期間に5500万~6000万トンの精製能力追加を目指しており、3つの主要な石油合弁事業を計画しいる。
これらのプロジェクトとは、西海岸におけるHindustan Petroleum CorporationとOman Oil Companyのプロジェクト、東海岸におけるIndian Oil Corporationのプロジェクト、そして中央インドにおけるビナ製油所事業で、ビナ・プロジェクトには第3のパートナーとしてOil and Natural Gas Commission (ONGC)が加わる見通しだ。(ET:7/14)
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