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1998-07-14 ArtNo.15699
◆＜馬＞サムソン電子（Ｍ）、Ｍ＄２千万投じＹ２Ｋ乗り切り
【クアラルンプル】ミレニアム・バグを克服し、またビジネス・コンディションの変化に対応する狙いからサムソン・エレクトロニク・デバイシズ(M)Sdn Bhd(SEDN)は2000万Ｍドルを投じて、メインフレームをユニックス・システムに転換した。
ＳＥＤＭ情報システム部門のオン・キムメン上級課長によると、SAP R/3ソフトウェアやＨＰ9000サーバー9セット等から成る新システムは今年1月に稼働、メインフレームは今月機能を停止した。
SAP R/3の導入は1996年末から数段階に分けて進められてきた。ユニックス・システムへの転換は、旧システムではＹ2Ｋ問題を完全に克服できず、メインフレームに一層の投資を行うのは不採算と判断されたためで、2000万Ｍドルには、コンサルタント料も含まれている。
SAP R/3の導入によりＹ2Ｋ問題は90％克服できた。残りの10％は非SAP R/3アプリケーションから成り、それほど深刻な影響は受けないと言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:7/13)
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