1998-07-14 ArtNo.15695
◆<星>KRDL、17技術の商業化で投資家/パートナー物色
【シンガポール】ケント・リッジ・デジタル・ラブズ(KRDL)はその開発した技術を商業化し、国際市場に投入するため、投資家もしくはビジネス・パートナーを求めている。
KRDLはは先週“ITマーケット・デイ”を催し、同ラボが開発した成果のいくつかを披露した。ゼロックス・パロアルト・リサーチ・センターのジョン・シーリー・ブラウン主任により開幕式が主宰されたこの日の催しには、ベンチャー・キャピタル会社、投資会社、IT(情報技術)企業、金融機関等の代表約200人が参集した。
KRDLのJuzar Motiwalla主任(CEO)によると、同ラボは目下約17種類の新技術を投資家にオファーしている。これらには多言語自動車ナンバー・プレート認識システム、インターネット・ベースのデータ保管システム、インターネット・ベースの電子取引用スマート・カード、広帯域ネットワーク用会議ソフトウェア、データ/オーディオ/ビデオ/イメージ用ウォーターマーキング(透かし)システム、Eメールにも対応したインテリジェントFAXルータ、超大容量データに適した直観的検索ソフトウェア、インターネット用デジタル金庫ソフトウェアが含まれる。
これらの技術はシンガポールで登録された全ての企業にオファーされており、いくつかの技術は既に国立図書館、統計局、陸運局(LTA)等により試験使用されている。今回の催しに参加した複数の投資家も、商業化に関心を表明したと言う。(BT:7/13)
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