1998-07-10 ArtNo.15660
◆<印度>英国テレコム、VSNLハブ計画でロビー攻勢
【ムンバイ】British Telecommunications-MCI(BT-MCI)は電信局(DOT)に対してVidesh Sanchhar Nigam Ltd(VSNL)の5億米ドル・リージョナル・ハブ計画の早期承認を求め、ロビー攻勢を展開している。
同プロジェクトはもともとVSNLがBTと合弁で進めることを計画、2年以上前にDOTに認可を求めたものだが、多くの方面の反対に直面、紆余曲折を経た後、電気通信委員会は国際競争入札を通じてパートナーを選ぶようVSNLに指示した。
昨年10月に締め切られた国際入札には7チームが応募、丸紅と手を結んだBT-MCIチームの他、Cable & Wireless(C&W)、Global Oneが予備選考を通過した。しかし、選考委員会は予備選考完了後、2週間以内に詳細計画の提出を求めた。グローバル・ワンとC&Wは準備期間が短すぎると抗議したが、受け入れられなかったため、結局棄権した。
消息筋によれば、BT-MCIコンソーシアムはDOTに対して、今や同チームが唯一の入札者になったことから、当然VSNLのパートナーとして認められるべきであると主張、また当初の計画から既に2年以上も経過しているため、早急にライセンスを発給するよう求めていると言う。(IE:7/9)
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