1998-07-10 ArtNo.15659
◆<印度>Piaggio、スクーター・インディアとの合弁に関心
【ニューデリー】国営スクーター・インディアLtd(SIL)との自動三輪車製造合弁に地元のEicher LtdとイタリヤのPiaggio Spaが関心を寄せている。
これらの企業はSILが戦略パートナーを求めて募集した国際入札に応じたもの。政府は新年度予算案の中で非中核公共企業(PSU)の最大74%のシェアを手放す方針を明らかにしたが、SILのどれほどの持ち分が手放されるかは明らかにされていない。
一方、米国のエンジン会社Briggs and Stattonは、SILのために開発した三輪車用4ストローク・ガソリン・エンジンのテスト中で、テスト完了後、両社は技術提携協議を開始する見通しだ。
SILはまた他の企業と二輪車事業等の領域での初歩的提携交渉を進めている。
SILは、産業/財政再建局(BIFR)のリハビリテーション・プログラムの目標を超過達成し、1998年3月期には売上131.3クロー(前年125.7クロー)、純益12.7クロー(20%増)を達成した。今年5月には三輪車1200台を製造、866台を販売した。しかし同数字は昨年同月の1304台の売上実績をした回っている。(IE:7/9)
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