1998-07-08 ArtNo.15628
◆<印度>Teksid-Kalyaniの自動車部品鋳造計画に認可
【パナジ】ゴア州政府はフィアット傘下のTeksidと地元Kalyaniグループの自動車鋳物部品の製造計画を承認した。
港湾施設の拡張、Sesa Goaの銑鉄プロジェクトに伴う熱間圧延鋼、銑鉄、スチール・スクラップの安定供給に加え、5年間の免税優待がTeksid-Kalyaniプロジェクトの誘致に結びついたものと見られる。タックス・ホリデー・スキームが期限切れになった後、ゴアは電力不足と投資の退潮を経験してていたが、タックス・ホリデーはさらに2年延長されることになった。
ゴア工業開発公社(GIDC)は、Teksid-KalyaniプロジェクトためにSesa Goa銑鉄工場に近いゴア北部Amonaに26万平米の土地を準備している。年間4万5000トン、総額165クローの鋳物部品が製造され、Sesa Goaの銑鉄製品の10%を消費する見通しだ。製品の10%はフィアットのプーナ自動車合弁事業に納入され、残りの大部分は輸出されるものと見られる。同プロジェクトにより直接850人、間接に3000人分の就業機会が創出される見通しだ。(ET:7/7)
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