1995-05-11 ArtNo.1562
◆<泰>香港電力会社CEPA、IPP事業参入目指す
【バンコク】ホープウェル・グループ傘下の香港証取上場企業コンソリデーテッド・エレクトリック・パワー・アジア(CEPA)はタイ独立電力供給業者(IPP)スキーム下の5680MW(メガ・ワット)の発電事業に強い関心を抱いている。
CEPAのゴードン・ウー社長によれば、タイの経済成長率を年率8%として、電力需要は向こう5年間に5万1000MWに拡大する見通しだ。これはタイ電力局(EGAT)の5年後の発電能力を1万9029MW上回る。オーストラリア産石炭を燃料とすることが優先される西海岸における1300MWのIPP第1期事業では、プラチュアプ・キリ・カン及びサムト・ソンクラム/サムト・サコン両省境界の2地点が候補地とされ、コストは390億バーツと見積もられている。前者候補地の面積は500ライで、700ライの後者候補地については、ホープウェルが請け負ったバンコク市内の鉄道/道路建設事業のコーディネーターを務めるAnusak Indharaphoovasak氏のCTIホールディングズが所有している。CEPAは契約を獲得できれば、GEC Alsthamに設備機材を発注する計画と言う。(BD:5/8)
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