【ムンバイ】Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)は数日中にもパンジャブ州における1万3000クロー、年産900万トンの製油所プロジェクトに対する公共投資局(PIB)の暫定認可を得られる見通しだ。
消息筋によると、HPCL幹部は先週PIBの担当者と会談、プロジェクトの詳細計画を提出した。HPCLは既に1年前に当該プロジェクトの詳細事業化調査報告書(DFR)の認可を得ている。今後さらに州政府の汚染防止局(PCB)、環境省、そして閣僚委員会の承認が必要とされが、関係報告書は1、2ヶ月以内に閣僚委員会の下に提出されるものと見られる。
HPCLは当初Aramcoと提携するはずだったが、後者が同プロジェクトから手を引く意向を表明したため、他のパートナーを物色しており、目下エクソンやオイル・アンド・ナチュラル・ガス・コーポレーション(ONGC)を含む5社と関係合弁協議を進めている。
HPCLは、同製油所の残留油を利用した500MW(メガワット)発電所をVizagに設ける計画で、同事業では、アンドラプラデシュ州電力局(APSEB)と既に提携しているが、この他、BHEL、L&T、香港のConsolidated Electric Power Asia Ltd、Intergen、ドイツのLurgi及び丸紅を含む8社が名乗りを上げている。HPCLはこれら8社からもう1社パートナーを選ぶ見通しだ。
製油所プロジェクトには、この他、VadinarとBhatindaを結ぶ原油輸送パイプライン、BhatindaとUdhmapurを結ぶ製品輸送パイプラインの建設が含まれる。(THBL:7/6)