1998-07-06 ArtNo.15596
◆<印度>ONGC、アンドラプラデシュ州に小型製油所計画
【ムンバイ】オイル・アンド・ナチュラル・ガス・コーポレーション(ONGC)はKrishna Godavari鉱区で採取した原油を処理するため、アンドラプラデシュ州の恐らくRajahmundryとKakinadaの中間に小型製油所を建設する計画だ。
Krishna Godavari鉱区で採取された原油を遠隔地の製油所まで輸送するのに必要なインフラを設けるのは、経済的に採算に合わないことから、油田の付近に小規模な製油所を建設することが検討されてきた。1日500トンの処理能力を有する小型製油所のコストは100クロー前後と見積もられる。製油所の製品は周辺の市場に供給されるため、運輸コストを大幅に削減できる。
一方、採取されたガスは付近の化学肥料工場に供給され、一部はONGC内部需要に供される。もし同試みが成果をあげるなら、北東地区にも同様な方式が適応される。
ONGCは、事業化調査を進めるとともに、 Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)、Indian Oil Corporation (IOC)、Bharat Petroleum Corporation Ltd (BPCL)等に製油所への出資を求め、交渉を進めていると言う。(THBL:7/4)
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