1998-07-06 ArtNo.15594
◆<馬>固定式電話会社、15日よりイコール・アクセス試運転開始
【クアラルンプル】マレーシアの固定式電話会社5社は今月15日からイコール・アクセスの試運転を開始する。
マレーシア電信局(JTM)筋によると、これら5社とはテレコム・マレーシアBhd(TMB)、ビナリアンSdn Bhd、ムティアラ・スイスコムBhd、テクノロジー・リソーシズ・インダストリーズBhd、タイム・テレコミュニケーションズSdn Bhd。レオ・モギー エネルギー郵政通信相がこの日、クアラルンプル市内ジャラン・ラジャ・チュランのTMB交換機の1つをスイッチ・オンすることにより、試運転が開始される。
イコール・アクセスは1999年1月1日に全面的に実行に移される。試運転期間中、クラン・バリー地区のユーザーは、クアラルンプルからイポー及びパハンへの長距離電話や国際電話に際して、競争力有る価格やサービスを提供する5社の1社を自由に選択できるようになる。
TMB以外のオペレーターはTMBのインフラを利用するに際して一定額の料金を支払うことになるが、同料金の額は未定。通話料金は各社の決定に委ねられるものの、政府は最低価格を設けて、悪性な競争を防止する。
またユーザーが特定の1社と事前にサービス契約を結び、その業者だけからサービスを受けるプレセレクション・スキームは2000年1月1日にスタート、1年後に完全稼働すると言う。(STAR:7/4)
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