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	1998-07-06 ArtNo.15588 
	◆<星>三菱、Sticと共同でプンゴル/センカン軽便鉄道建設 
	【シンガポール】シンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーション(Stic)/三菱重工業/三菱商事から成るコンソーシアムは4日、陸運局(LTA)からプンゴル/センカン軽便鉄道(LRT)ネットワークの設計/建設を6億5600万Sドルで受注した。 
  マー・ボータン運輸通信相が契約調印式の席上語ったところによれば、センカンLRTは全長11キロ/14駅、プンゴルLRTは全長13キロ/19駅から成る。 
  政府は当初センカンLRTの建設のみを予定していたが、プンゴル路線も同時に進める方針を決めた。この結果、目下建設中のブキパンジャンLRTの1キロ当たり建設コスト3500万Sドルを遙かに下回る3000万Sドルで契約を発注することができた。 
  センカンLRTは2002年末に、プンゴルLRTは2004年末に、それぞれ完成、1日延べ15万人以上の利用が見込まれる。 
  センカン/プンゴルLRTは、ニュータウンと同時に建設されるため、既存のタウンに建設されるブキ・パンジャンLRTよりも、効率的な土地利用が可能になる。 
  景気後退で建設コストが下降、この種の公共プロジェクトを低価格で進める機会が生じていることから、LTAは他のLRT路線を早期実行する可能性も検討していると言う。(ST,LZ:7/5) 
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