1998-07-04 ArtNo.15577
◆<馬>AICセミコンダクターにM$1億追加投資
【ペナン】AICコープは傘下の半導体チップ製造会社AICセミコンダクター(AICS)に向こう6~12ヶ月間にさらに9000万~1億Mドルを投じ、設備を拡張する。
AICコープのサリップ・ハミド会長及びAICSのレイモンド・ファム副社長が、マハティール首相を招いて2日催されたクダ州クリムの新工場開所式の席上語ったところによると、9000平米の土地に7800万Mドルを投じて設けた新工場は昨年10月に稼働、目下32リードPLCCチップを1週間に250万ユニット製造、今年だけで1億5000万Mドルの売上が見込まれている。来年第1四半期のフル稼働時には1週間に600万ユニットが生産される。
AICSにはAICコープが10%、AICコープ子会社のAICテクノロジーSdn Bhdが55%、米国のATMELコープが20%、地元のSierra Way Sdn Bhdが15%出資、ATMELは5年契約でAICS製品の全量を購入することを認めている。
AICSはチップの製造と検査を手がけ、姉妹会社のAICマイクロエレクトロニクスSdn Bhdはデザインを手がける。AICは最近シンガポールのニュークリアス・エレクトロニクスPte Ltdを買収した。後者はグループのディストリビューターを務めることになる。一方、政府投資会社カザナ・ナシオナルBhdがAICテクノロジーに25%出資することを認めたと言う。(NST,STAR,BT:7/3)
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