1998-07-02 ArtNo.15552
◆<印度>アショック・レイランド、85%減益
【チェンナイ】Hindujaグループの旗艦Ashok Leyland Ltd(ALL)の1997/98年度税引き利益は、商用車、取り分け大型商用車部門のリセッションに祟られ、前年の124.93クローから僅か18.4クローに85%の落ち込みを見た。
営業額は前年の2490クローから2020.62クローに18.9%ダウンした。こうした中で同社は通年の支出を前年の2257.34クローから1871.81クローにカット、年産能力の1万台から2万5000台への拡張や、チェンナイ郊外における1700クローの新工場の建設計画も棚上げした。その甲斐有ってか、下半期の業績は、32クローの損失を出した上半期に比べ改善を見た。とは言え金利負担は28.43クローから84.76クローに、減価償却も70.55クローにアップしている。
ALLの中型車(MDV)市場シェアは32.8%に4.7%ポイントアップ、輸出台数も2150台に、40%拡大した。(ET,IE,TH,THBL:7/1)
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