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1998-07-02 ArtNo.15547
◆＜馬＞包装ＡＰＴ、ＩＴ事業見合わせ中核業務に集中
【カジャン】アドバーンスト・パッケージング・テクノロジー(M)Sdn Bhd(APT)は、情報技術(IT)市場進出を見合わせ、中核業務の基盤強化を図っている。
ＡＰＴは昨年初に複数のコンピューター会社－－Computer Zone Sdn Bhd、Computer Industries Sdn Bhd、Advance Gravis Computer Technology(Singapore)、PT Wang Sarimuti Utama Corp(Indonesia)の買収計画を発表したが、今年3月には、これらの計画を全て取り消した。
ＡＰＴのタン・チェンキート重役(MD)が火曜(6/30)の年次総会後語ったところによると、同社は中核ビジネスの基盤を強化し、困難乗り切りを図っており、経済環境が改善するまでＩＴビジネスへの進出は見合わせる。中核ビジネスについては、上半期の状況から見て、今年も昨年並みの業績を維持できる見通しだ。
同社はコストや無駄の削減に努めているが、従業員は今年も年次昇給を享受しており、解雇は行わない。輸出市場開拓に力を入れる同社は、ＩＳＯ9002認定の取得も目指している。製品の25％を輸出している同社、ＡＳＥＡＮ市場の萎縮から、目下ミャンマー市場の開拓に取り組んでおり、ミャンマーの次はインド市場進出を図る計画だ。
ビジネス環境は厳しいが、ＡＰＴの財政は健全で、借入はゼロ、定期預金135万Ｍドルも有すると言う。(STAR:7/1)
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