1998-06-29 ArtNo.15499
◆<星>第2四半期の店舗賃貸料/資産価値、さらに下降
【シンガポール】シンガポールの店舗賃貸料及び資産価値は今年第2四半期には一層大幅な下降を見、オーチャード・ロード・ショッピング・ベルトの店舗スペース賃貸料は1988年以来の最低をマークした。
不動産コンサルタント、ジョーンズ・ラング・ウートンが26日発表した統計数字によれば、優良ショッピング・エリアが小売り市況不振の最大の打撃を受け、域内経済危機が発生した昨年7月以来平方フィート当たり月間賃貸料(以下同様)は、新規供給が停滞しているにも関わらず、平均14.29Sドルに12.7%ダウン、平方フィート当たり資産価値も2160dSドルに6.5%下降した。
オーチャード・ロード界隈以外の中央ビジネス街(CBD)に関しても、賃貸料は10.10Sドルに6.8%、資産価値は865Sドルに5.5%、それぞれ落ち込みを見た。
郊外(CBD外)の店舗スペースは、新規供給が有ったにも関わらず、経済危機の影響は最も小さく、賃貸料は平均3.9%減の11.08Sドル、資産価値は平均3.4%減の700Sドルとなっている。(ST,LZ:6/27)
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