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1998-06-26 ArtNo.15480
◆＜印度＞Ｔｅｌｃｏ、ディーラー奨励スキーム設け在庫一掃目指す
【ムンバイ】インド最大の商用車メーカー、タタ・エンジニアリング・アンド・ロコモーティブ・カンパニーLtd(TELCO)は、一連の奨励措置を通じて沈滞したディラーの士気を高め、山住されたストックを削減する計画のようだ。
これらの奨励措置には、トラック代金の前払いに対する2％ディスカウント、商用車代金の支払いが29日以内、59日以内、89日以内になされた際にそれぞれ9％、13％、16％の優遇金利を提供することが含まれる。
こうした奨励措置が奏功してか、今年4月と5月のＴｅｌｃｏの大型／中型商用車(H&MCV)販売は1284台から2444台に、軽商用車(LCV)販売は1920台から2529台に拡大、過去数ヶ月下降線を辿っていた多目的車ヒット作Sumoの販売も1353台から5月の3076台に改善した。
Ｔｅｌｃｏ筋によると、同社とディーラー・レベルの在庫は1万1000台で、同社は今年も昨年並みの売上を見込んでいる。またコード名“Ｍｉｎｔ”の新型小型乗用車の販売に期待している。ちなみに1997／98年度純益は前年度の762.32クローから295クローに61％の急落を見た。(ET:6/25)
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