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1998-06-26 ArtNo.15478
◆＜印度＞Ｋｒｉｓｈｎａｐａｔｎａｍ港開発の新パートナー物色
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州ハイデラバード拠点のNatcoグループは、Krishnapatnamに大型港湾を開発する事業の新パートナーを物色するとともに、アンドラプラデシュ州政府と関係プロジェクトの契約内容に関する再交渉を進めている。
共同プロモーターを務めた伊藤忠商事が撤退したこともあって、起工式後1年を経たにも関わらず同プロジェクトはほとんど進捗を見ていない。伊藤忠以外のパートナーには米国のフラワー・ダニエル、オランダのＨＡＭＤドレッジング・カンパニー、米国のインディア・インベストメント・インク、ＣＳファースト・ボストンが名を連ねている。
Natco筋によると、同社は伊藤忠の穴を埋めるため、少なくとも欧州の2コンソーシアムと交渉を進めているが、潜在パートナーらは州政府との利益分与協定を結ぶ前提として、州政府から港湾利用のボリュームに関する保証を得ることを要求しているとされる。入札条件やその後結ばれた覚書の下、落札者は当初5年間に売上の5％、その後6～10年の間に同8％、11～30年の間に同10％を、州政府に支払うことになっている。
利益分与協定の内容だけでなく、プロジェクトそのものの採算性にも疑問が提起され、またプロジェクトの見積もりコストは当初の1350クローから1100クローに下方修正されている。(IE:6/25)
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