1998-06-26 ArtNo.15477
◆<印度>IPCL、ハジラ/ガンダル・パイプライン敷設計画
【バロダ】インディアン・ペトロケミカルズ・コーポレーションLtd(IPCL)は総コスト4500クローのGandhal石油化学コンプレックスにガスを供給するため、Haziraとガンダルを結ぶパイプラインを敷設する計画だ。
IPCLのN.Chandar財務担当取締役によると、ガンダル・コンプレックスの年産30万トンのエンチレン・クラッカーには当初ガス・オーソリティー・オブ・インディアLtd(GAIL)が8mmcmdのガス供給を保証していた。しかしオイル・アンド・ナチュラル・ガス・カンパニー(ONGC)がガンダル鉱区の採取可能なガス埋蔵量を下方修正したのに伴い、ガンダル・コンプレックスは2003/2004年までに3mmcmdのガスしか確保できないことが明らかになった。
IPCLはこのため独自にパイプラインを敷設し、ハジラからガスの供給を受ける方針を決めた。パイプライン・プロジェクトはBOOT(建設/所有/経営/引渡)方式で進められると言う。(ET:6/25)
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