1998-06-26 ArtNo.15471
◆<馬>プロトン、新モデル開発にM$40億投資
【クアラルンプル】マレーシアの自動車メーカー、プルサハアン・オートモビル・ナシオナルBhd(プロトン)は向こう7~10年間に新モデルの開発等に約40億Mドルを投じる計画だ。
プロトンのトゥンク・マハリール・トゥンク・アリフ重役(CEO)が24日の特別総会後語ったところによると、同社は国際的なブランド認知を得るためにも新モデルを開発する必要があり、このために傘下のロータスを利用する計画だ。
プロトン株主はこの日の総会でロータスの16.25%のシェアをDRB-Hicom前会長の故ヤハヤ・アハマド氏遺族から1億Mドルで買収することを認めた。
マハリール氏はロータスの上場計画に関して、適当な時期に適当な市場を選んで上場させる計画で、当面は準備を整え、時機の到来を待つと述べ、それ以上の詳細は語らなかった。
プロトンの純益は1996年の3億5590万Mドルから1997年の7億4150万Sドルに上昇、エスティメート・ディレクトリーに掲載されたアナリストらの1998年3月期の平均予測値は6億9310万Mドルとなっている。(NST,MBT,STAR,ST,BT,LZ:6/25)
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