1998-06-24 ArtNo.15446
◆<印度>MUL、全カテゴリーに新モデル投入
【ニューデリー】Maruti Udyog Ltd(MUL)は、22日の取締役会で早急に小型乗用車を含む全ての既存カテゴリーに新モデルを投入、日増しに熾烈化する競争環境に対応する方針を決めた。
RSSLN Bhaskarudu重役(MD)は取締役会後記者会見し、以上の消息を語ったが、新モデルの詳細やタイムフレームには触れなかった。バスカルドゥ重役に率いられるMUL代表団は今月末に訪日し、スズキと詳細を詰める。必要投資額、ギアボックス関連技術の移転等に関する報告書が向こう2ヶ月間に作成され、取締役会に提出されると言う。
今年は、昨年の販売実績32万6840台を7.7%上回る34万5000台の生産が目指される。通年の資本支出は300クロー。しかし今年生産されるのは全て既存モデルとなる。目下、設備稼働率は142%で、300クローの資本支出により、この方面の設備能力の不足が緩和される。
一方、1200クローを投じた第3工場は来年2月に稼働し、年間10万台の生産能力が追加される。
取締役会はまたK.サイトウ氏に代わりK.Kumar氏の新取締役就任を認めるとともに、昨年の20%を上回る30%の配当を提案した。(ET,IE,TH,FDTH:6/23)
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