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1998-06-24 ArtNo.15440
◆＜星＞ストルトヘイブンのダブケム権益買収に公開買付免除
【シンガポール】シンガポール証券業委員会(SIC)は、オランダ企業Stolthaven Asia Pacific(SAP)が、シンガポール証取(SES)上場Dovechem Terminal Holdings(DTH)の25％を超える権益買収に対して公開買付義務を免除することを条件付きで認めた。
オランダの海運会社ストルト・ニールセン傘下のＳＡＰは今年3月、ＤＴＨの増資後の総発行株式の24.99％に相当する新株227万株及び譲渡株570万株を1株1.25Ｓドル、合計3540万Ｓドルで買収することを認めたが、両社は先週土曜、関係契約に調印した。
ＤＴＨが22日発表したところによると、ＳＡＰはＤＴＨの30％を超える株式を買い足す用意があることを表明している。この日、ＤＴＨ株価は、先週金曜の終値を10セント上回る80セントで引けたが、ＳＡＰのオファー価格を依然として大きく下回っている。
ＳＩＣの公開買付義務免除条件には、ＤＴＨ親会社ダブケム・ホールディングズ以外の、ＤＴＨの過半数株を握る株主が書面で公開買付を行わないことを認めること等が含まれており、アナリストはＳＡＰがＤＴＨ株をさらに買い増せば、公開買付義務は免れないものと見ている。(BT:6/23)
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