1998-06-22 ArtNo.15420
◆<印度>外国投資局、フォードの合弁事業持ち分引き上げ認可
【ニューデリー】外国投資局(FIPB)はフォードが合弁事業マヒンドラ・フォード・インディアLtd(MFIL)の持ち分を50%から92.18%に引き上げることを認めた。
MFILの払い込み資本は現在の270クローから1727クローに拡大され、内1592クローが外国直接投資となる。フォードは先ず863.50クローに増資後、さらに730クローを注入する。
パートナーのマヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は、赤字続きの合弁事業への追加投資を見合わせ、独自に進める多目的車両スコーピオの製造計画に集中する方針を決めたようだ。
しかし、M&Mスポークスマンは地元紙のインタビューに、同社としては20%以下に持ち分を引き下げる考えはないとし、FIPBは外資持ち分の上限を示したまでと語った。この点に関するフォード側のコメントは伝えられていない。(FDTH,IE:6/21)
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