1998-06-22 ArtNo.15414
◆<馬>住宅融資月間返済額を据え置き、返済期間の延長を指示
【クアラルンプル】政府は、資金コストの変動に応じて住宅ローン金利を引き上げる際は、月間返済額を据え置き、返済期間を延長するよう金融機関に勧告する方針を決めた。
S.スブラマニアム副国内取引消費者事務相が20日明らかにしたところによると、目下金融機関の資金コストは急上昇しているが、政府は、住宅ローン金利を市場金利に連動して調整する際は、例えば返済期間15年のローンは、満期を18年に延長、月額返済額は一定レベルに維持するよう金融機関に勧告する。もし消費者にこの種の機会が提供されず、月々の返済額が急増すれば、消費者は返済不能に陥り、そうなれば譬え金融機関が訴訟を起こしても、問題は解決できないと言う。同勧告はいつ発効するのかとの質問にスブラマニアム副国内取引消費者事務相は、当然即日発効したものと理解していると語った。(STAR:6/21)
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