1995-05-09 ArtNo.1541
◆<馬>ウタマ銀行会長、引退後GMと自動車合弁/不動産開発も
【クアラルンプル】バンク・ウタマBhdのウファンディ・ノルワウィ会長は銀行界を引退するのに伴い、ファミリー企業Encorpを通じゼネラル・モーター(GM)と合弁を組み、多目的自動車の製造に乗り出す。また大型不動産開発も計画している。
ウファンディ氏が先週土曜にバンク・ウタマが催した送別会後語ったところによれば、同氏は今週GMのジャック・スミス重役(CEO)と関係協議を行う。先ずピックアップ・トラック、ミニバン、ジープ等の製造を手掛け、成功すれば、更にキャディラック等ハイエンド製品の製造についてGMと交渉する。この他シャー・アラムの202haの土地に10億Mドルを投じてブキ・チャハヤ・カントリー・リゾートを開発する。同リゾートにはインフォメーション・ハイウェイが装備され、また住民はヘリコプターでクアラルンプル中心街に赴くことができるため、交通渋滞も気にならない。各戸250万Mドル以上の住宅のバイヤーは世界的にも著名な建築士の支援の下に注文仕立ての住宅を手に入れられると言う。ウファンディ氏はサラワク州経済開発公社(SSEDC)のトップを14年間務めた後、過去5年間バンク・ウタマ会長を務めてきた。(NST,MBT,ST:5/8)
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