1998-06-22 ArtNo.15409
◆<星>TI、メモリ・チップ業務売却で2300人削減
【シンガポール】テキサス・インスツルメンツ(TI)は、米国企業マイクロン・テクノロジーにDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)チップ・ビジネスを8億米ドルで売却するのに伴い、シンガポールのスタッフを2500人から200人に削減する。
TI社のゴー・ギョクリン重役(MD)が19日明らかにしたところによると、今年末までにTI社のシンガポール業務は、トレード、輸出販売、域内流通、デザインのみとなる。しかしながら、Bendemeerロードに設けたDRAMチップの組立/検査施設に就業する2300人は、新オーナーの下で引き続き就業できる見通しで、TI社は目下、同問題をマイクロン社と協議している。
TIはまたウエハー・ファブ合弁会社、テク・セミコンダクターの30%の持ち分もマイクロン社に譲渡する。テク・セミコンダクターには、TIの他、ヒューレット・パッカード、キアノン、シンガポール経済開発局(EDB)が出資している。(ST,BT,LZ:6/20)
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