1998-06-20 ArtNo.15399
◆<馬>PNBIT、今年の予想売上をM$8千万に上方修正
【クアラルンプル】システム統合/情報技術(IT)ソルーション・プロバイダーのPNBインフォメーション・テクノロジーズSdn Bhd(PNBIT)は、今年の予想売上を5000万Mドルから8000万Mドルに上方修正した。
PNBITのモハド・ヒルミ・モハド・タイブ会長は18日催されたレコード・マネージメント・サービス(RMS)のスタート記念式典の席上、向こう数年間の繁忙を保証する十分な手持ち契約があり、当初の売上予想はあまりに控えめだった嫌いがあると語った。
それによると、システム統合サービスが今年も営業額の60%を占めるものと見られるが、ネットワーク・サービスの拡張に力を集中する計画で、特にRMSは同社ビジネスの原動力になる見通しだ。目下のところ、RMSの主要顧客には、道路交通局(RTD)、アマナ・サハム・ナシオナルBhdが含まれる。
現在の金融危機は、政府機関や企業がハイコストな書類保管業務をRMSに転換する好機と言える。RMSは労働力もオフィス・スペースも必要とせず、情報/データの高速/効率的な検索を可能にする。ペーパー・ドキュメントは長時間を経過すると判読不能になったり、保管場所を間違えて遺失したりするリスクが存在すると言う。
ヒルミ会長を初めとするPNBITマネージメントは昨年同社の65%の権益をPNBから買収した。PNBITの昨年の営業額は4600万Mドルだった。(STAR,NST:6/19)
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