1998-06-20 ArtNo.15391
◆<星>政府投資会社、インド国内線航空会社に出資も
【シンガポール】ガバメント・オブ・シンガポール・インベストメント・コープ(GIC)は、インドのタタ・グループが設立を計画する国内線運航会社タタ・エアラインズPvt Ltdへの出資を求められている。
インドの英字紙エコノミック・タイムズによれば、タタはGICとアメリカン・インターナショナル・グループに40%の持ち分をオファーしたとされる。同消息は、タタが外国投資局(FIPB)に宛てた書簡の中で明らかにしたもの。
タタ幹部は18日、GICがタタ・エアラインズへの出資を要請している企業の1社であることを確認した。しかし、まだFIPBの認可が得られないため、如何なる外国企業もタタ・エアラインズに出資してないと言う。
タタは当初シンガポール航空(SIA)と合弁で国内線運航会社を設立することを計画したが、その後、外国航空会社が国内航空会社に出資することを禁じる法律が制定されたため、同計画を放棄していた。しかしSIAから技術支援を受けることで合意が成立していると言う。(ST,BT,LZ:6/19)
|