1998-06-18 ArtNo.15367
◆<馬>首相、銀行の消極的貸付姿勢を厳しく非難
【クアラルンプル】マハティール首相は16日、国内銀行界が過度に厳しい条件を設けて貸付を制限、国内経済を窒息させていると指摘、「それほど国内経済を信用できないなら、廃業したらいい」と非難した。
サイバージャヤにおける契約調印式に立ち会った後記者会見した首相によると、銀行界が融資を制限し、一旦貸し付けた資金も回収を図っているため、少なからぬプロジェクトが停頓している。例えば一部の銀行は通常10%の担保保証を100%に引き上げている。このため少なからぬプロジェクトが資金難に陥っている。
首相は、こうした問題の処理をアンワル副首相兼蔵相に指示すると言う。(NST,MBT,ST,LZ:6/17)
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