1998-06-17 ArtNo.15353
◆<馬>NITT、3年内に地元ソフト専門家チーム組織
【クアラルンプル】マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスを認められたインド系ソフトウェア企業、NITT(マレーシア)Sdn Bhdは3年内に地元ソフトウェア専門家チームを組織して、マレーシア企業に総合的なソフトウェア・ソルーションを提供することを目指している。
NITTのアルヴィンド・タクル取締役兼上級副社長によると、同社は現在ニューデリー、ボンベイ、カルカッタにソフトウェア工場を擁し、合計1000人のソフトウェア・プロフェッショナルを雇用している。この内600人はマルチメディア関連の専門家で、400人がニューデリー工場に勤務している。
NITTは去る6月8日、マレーシア拠点企業のニーズに応じたソフトウェア・ソルーションを提供する計画を発表したが、この種のソフトウェアはニューデリー工場で開発され、64キロバイトのチャンネルを通じてマレーシアに送り届けられる。当面25人のソフトウェア専門家が同プロジェクトを担当する。
NITTは目下5つの教育センターを擁し、合計500人の学生に訓練を施しているが、マレーシアにもこの種の施設を設ける。またKUBグループのUnitarと協力、後者が手がけるバーチャル・ユニバーシティー・プロジェクトにコンテンツを提供する計画だ。(MBT:6/16)
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