1998-06-13 ArtNo.15310
◆<印度>エスコーツ・ヤマハ、プロモーター・ファンドで事業拡張
【ニューデリー】ヤマハ発動機と地元のエスコーツLtdの合弁会社エスコーツ・ヤマハ・モーターズLtd(EYML)は、525クローの拡張計画をプロモーター自身のファンドで進める方針だ。
最近、EYMLは公募計画を見合わせ、私募をつのる方針と報じられたが、EYMLのNIkhil Nanda共同専務取締役(JMD)は11日、プロモーターは拡張資金を全額自己負担すると語った。
それによると同社の借入/自己資本比率は5:1だが、プロモーターは拡張資金を賄う十分なゆとりがある。公開/公募は資本市場の環境が改善されるのを待って実行される。EYMLは今月初めに一部の株式を償還可能累積優先株(CRPS)に転換、株式資本を36.38クローに50%縮小した。
拡張計画に伴いEYMLの営業額は1997/98年の700クローから2000年までに1500クローに倍増する。
一方、EYMLは初の4ストローク・エンジン搭載バイクを来月発売する。(IE:6/12)
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