1998-06-10 ArtNo.15262
◆<馬>CSA、Eコマース関連製品の売上拡大に期待
【プタリン・ジャヤ】昨年4月にクアラルンプル証取(KLSE)二部上場を果たしたコンピューター・システムズ・アドバイザーズ(M)Bhd(CSA)は、エレクトロニク・コマース、データ・ウェアハウジング関連製品の売上の拡大を予想している。
CSAのチュアン・タイユー重役(MD)が8日の年次総会後語ったところによると、1997年12月期の年商は前年の2億6700万Mドルから3億7000万Mドルに38.4%アップ、税引き前利益は25.2%増の1930万Mドルを記録した。今年は通貨危機にも関わらず10%の売上増を見込んでおり、Eコマースが牽引役を務めるものと期待している。
同社の営業額の20%は銀行部門、15%は証券部門、5%は製造部門、残りは石油・ガス部門からのもので、個々の顧客の取引額は総売上の最大2%のため、経済危機の中でも売掛金の回収問題は抱えていない。今年第1四半期の実績は、昨年同期を僅かに上回っており、依然として成長基調を保っている。
CSAはマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)事業にも参画、ミレニアム・バグ・ソルーションも提供していると言う。(STAR:6/9)
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