1998-06-10 ArtNo.15255
◆<星>公務員給与、今年はゼロ昇給に
【シンガポール】国内経済の成長が鈍化する中で、総理府公共サービス部(PSD)は7日、今年は6万4000人の公務員給与を凍結すると発表した。
PSDの発表によると、NWC(全国賃金審議会)昇給を見合わせるとともに、7月の中間ボーナスも通常の4分の3ヶ月から2分の1ヶ月にカットする。しかしながら3.1%の年次昇給は通常通り実施するため、中間可変給(中間ボーナス)の1.7%のカットを相殺しても、通年では1.4%の純増となる。年末の1ヶ月分の年次手当と4分の1ヶ月の可変昇給を支給するか否かは、景気動向を見て改めて決定すると言う。
法定機関の5万人の職員の昇給に関しても、恐らく公務員に倣った決定が下されるものと見られる。シンガポール中華聡商会はPDSの決定に歓迎の意を表明した。(ST,BT,LZ:6/9)
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