1998-06-06 ArtNo.15217
◆<印度>IOCのオリッサ州製油所プロジェクトに認可
【ムンバイ】公共部門投資局(PIB)は、インディアン・オイル・コーポレーション(IOC)のオリッサ州Paradipにおける年産900万トンの製油所プロジェクトを認可した。しかし経済問題担当閣僚委員会の最終認可がなお必要とされる。
IOCとクウェート・ペトローリアム・コーポレーション(KPC)の26:26の合弁プロジェクトは最終的に年産1200万トンの精製能力を備える。KPCはプロジェクトへの参加の意思を確認しているものの、IOCは単独でプロジェクトを進める考えを表明している。
外国企業はインドにおける地元パートナーとの合弁製油プロジェクトに慎重なことから、KPCの参加にも懐疑がもたれている。一方、今年10月から2003年の間に試運転が開始される製油事業には、免税優待が適応されるため、IOCはParadipプロジェクトを最優先していると言う。(IE:6/5)
|