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1998-06-06 ArtNo.15213
◆＜馬＞ＩＤＴペナン、今年新マイクロプロセッサー出荷
【ペナン】インテグレーテッド・デバイシス・テクノロジー(IDT)のペナン工場は、ウィンチップＣ6の成功の後を受けて、今年末までにウィンチップ2及びウィンチップ2－3Ｄを出荷する。
ＩＤＴペナンのB.T.タン氏(MD)によると、ウィンチップＣ6はインテルのペンティアムＭＭＸ、ＡＭＤのＫ6、Ｃｙｒｉｘの6ｘ86ＭＸに代わるマイクロプロセッサーで、ペナン工場は向こう2年間に同チップの1週間当たりの生産量を200万～300万ユニットに拡大する。
ウィンチップ2は処理スピードがアップされた上、より多くの機能を備え、また機能の総合化も図られている。これに対してウィンチップ2－3Ｄは3次元グラフィック機能が強化されている。
カリフォルニア州サンタクララ拠点のＩＤＴは、10年前にペナンに工場を設け、現在同工場に1600人を雇用している。同社の年間営業額は5億8700万米ドルで、ペナン工場はその75に貢献している。
ＩＤＴペナンは過去1年間に500万Ｍドルを投資、社内製造量を40％に、25％拡大した。目下1週間に500万ユニットのチップを製造している。同社は向こう2年間に新設備や訓練等に5000万Ｍドルを追加投資する計画だ。同社は今年の営業額の伸びが10％に鈍化するものと予想している。(STAR:6/5)
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