1998-06-06 ArtNo.15209
◆<星>フィリップス、広帯域CDMAでNTTと協力の可能性研究
【シンガポール】フィリップス・コンシュマー・コミュニケーションズ(PCC)はシンガポールで広帯域CDMA(コード・ディビジョン・マルティプル・アクセス)技術の研究開発(R&D)を行う可能性を研究している。
PCCのMike McTighe社長兼CEOがコミュニク・アジア98展示会場で語ったところによると、同氏は4日経済開発局(EDB)のフィリップ・ヨー会長と会見、日本電信電話(NTT)傘下のNTTモービル・コミュニケーションズ・ネットワーク・インク(NTT DoCoMo)がシンガポールで進めている広帯域CDMAの進捗状況を質した。PCCは目下、NTT DoCoMoのシンガポールにおける研究活動に協力する可能性を研究している。
PCCはシンガポールにR&D部門を設ける準備を進めており、詳細は未定だがスタッフは30~40人になる見通しだ。同R&D部門は主にアジア太平洋地域の需要にマッチしたソフトウェアや一部ハードウェアのデザインを手がける。しかし目下のところ同部門は主にGSM関連の研究を手がけ、CDMAやTDMAの研究は予定されていないと言う。(LZ:6/5)
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