1995-01-16 ArtNo.152
◆<星>首相、閣僚給与白書を承認、自身の昇給は5年間辞退
【シンガポール】ゴー・チョクトン首相は13日、閣僚及び上級公務員の給与算定に関する白書の提案を受け入れる政府の方針を発表するとともに、自分自身の昇給に関しては向こう5年間辞退する考えを明らかにした。
首相が指名した中立の給与調査委員会は今月11日に白書の内容を妥当なものとするとともに、首相給与はこれまで通り初級閣僚(ジュニア・スタッフ・グレード1・ミニスター)の2倍とすべきだとする報告書を首相に提出していた。この日発表された総理府公報は、提案されている閣僚給与を民間部門の給与水準にリンクさせる方式は極めて特異なものであり、首相が自身の昇給を辞退したのはこうした提案に権威をもたせるためであると説明している。(ST,BT,LZ:1/14)
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