1998-06-05 ArtNo.15198
◆<馬>1-4月の貿易黒字M$124億、電気/電子輸出49%増
【クアラルンプル】マレーシアの今年初4ヶ月の貿易収支は124億Mドルの黒字をマーク、昨年同期の1億770万Mドルの赤字から目覚ましい改善を見た。
統計局が3日発表したところによれば、同期の輸出は43%(M$278億)増の924億Mドルをマーク、これに対し輸入は23.6%(M$153億)増の800億Mドルだった。
4月に限って見ると輸出は44.5%増の226億Mドル、輸入は7.1%増の190億Mドルで、この結果、昨年同月の21億Mドルの赤字から36億Mドルの黒字を回復した。しかし3月の37億Mドルの黒字には及ばなかった。
年初4ヶ月の電気/電子製品輸出は49.5%増の481億Mドルを記録、総輸出の52%を占めた。特に集積回路(IC)輸出は、51%増の136億Mドルと、電気/電子製品輸出の28.2%を占めた。
年初4ヶ月のパーム油輸出のFOB価格は77.7%増の52億Mドルをマーク、総輸出の5.7%を占めた。液化天然ガス輸出は42%増加し、総輸出の3.5%を占め、原油輸出は20%増の28億Mドルを記録した。
年初4ヶ月の中間財の輸入は29.4%増の554億Mドル、資本財輸入は15.6%増の144億Mドル、消費財輸入は8.7%増の44億Mドルだった。
米国/日本/シンガポール3国との往復貿易が、依然としてマレーシアの総貿易の52.1%を占めている。(NST,MBT,STAR,ST:6/4)
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