1998-06-04 ArtNo.15189
◆<印度>大型商用車のTelco、61%減益
【ムンバイ】大型商用車市場のリーダー、タタ・エンジニアリング・アンド・ロコモーティブ・カンパニーLtd(Telco)の1998年3月期通年の純益は294.66クローと、前年の762.36クローから61%の落ち込みを見た。
Telcoが2日発表したところによれば、年商も1万96.59クローから7327.05クローに27%下降、税引き前利益は67%減の328.8クローだった。同年の納税支出は前年の238.1クローから34.14クローに縮小したが、減価償却と利子支払いは、それぞれ24%と27%増加し、259.24クローと272.01クローに達した。
業績不振は自動車市場全般の低迷、取り分け中/大型商用車市場の大幅な萎縮に伴うものと同社は説明している。また製品ミックスの低マージン品目へのシフトも影響した。中/大型商用車販売は72%減の1463台、軽商用車販売は17%減の2023台、乗用車販売は82%減の10台だった。(ET,IE,FDTH:6/3)
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