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1998-06-04 ArtNo.15178
◆＜星＞高級コンド、第１四半期も引き続き大幅な値下がり
【シンガポール】シンガポールのハイエンド・コンドミニアムは今年第1四半期にも引き続き顕著な値下がりを見た。
不動産コンサルタント、コリアーズ・ジャーディンの報告によれば、オーチャード・ロード周辺に位置するクレイモア・コンドミニアムの3348平方フィートのユニットは同期間に1平方フィート当たり1000Ｓドルで売られたが、昨年5月当時の平方フィート当たり1568Ｓドルから36％下降している。
さらに高級なコンドミニアムとされるオーチャード・ブールバードのフォー・シーズンズ・パークの2874平方フィートのユニットも、昨年初の平方フィート当たり1983Ｓドルから1489Ｓドルに値下がりした。
同期に一等地のコンドミニアム価格は平均14.8％、郊外の13コンドミニアムのそれは3.3～29.1％値下がりしている。
民間住宅は今年末までにさらに10.8～15.8％の値下がりが予想され、もし同見通しが正しければ、1996年第3四半期以来の値下がり率は35～40％に達する。民間住宅価格は過去7四半期にわたり下降し続けており、同期間の値下がり幅は24.2％となっている。
シンガポールの民間住宅市場の今日のダウンターンは1985／86年のリセッション当時よりも長引く見通しで、値下がり幅も当時を上回る可能性が大きいと言う。(ST,BT,LZ:6/3)
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