1998-06-03 ArtNo.15175
◆<印度>ハードウェア企業、一律8%の輸入関税で恩恵
【ニューデリー】コンピューター・ハードウェア産業は新年度予算案に盛り込まれた一律8%の輸入関税の主要な受益者と言える。
新措置はまた完成品輸入と部品輸入の格差を拡大する。コンピューター及びコンピューター周辺機器完成品の輸入関税は現在の25%から33%にアップ。これに対してコンピューター部品の輸入関税はこれ以前に20%(5%の販売税を含む)から17%に引き下げられる。さらに今回の8%の追加課税で25%にアップするが、輸入関税に限っては差し引き3%のみの引き上げになる。このためコンピューター完成品とその部品の関税率の差は25%から28%に拡大する。
同様にフロッピー・ディスク・ドライブ、ハード・ディスク・ドライブ、CD-ROMドライブの輸入関税は、これ以前の25%から18%に引き下げられており、ブラウン管とモニターの輸入関税は18%である。
テレコム関連ソフトウェアの輸入税は40%から30%に引き下げられる。(FDTH:6/2)
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