【クアラルンプル】地元の2億Mドルと見積もられるガラス包装市場の35%のシェアを握るKLグラス・マニュファクチュアリングCo Sdn Bhdは、向こう5年間に5000万Mドルを追加投資し、東南アジア・ガラス包装市場のトップの座を目指す。
KLグラスのジェラルド・リュー重役(GM)によると、目下プタリン・ジャヤ工場では1日350トンの包装用ガラス製品を生産、カールスバーグ、ブランズ・エッセンス、ペプシ、サンクイック、キャンベル等に納入している。
目下33KVラインを用いた炉を建設中で、最終的に新施設は11KVラインの既存施設に取って代わる。飲料業界は包装材料をガラスからアルミに転換しつつあるが、同社はこうした潮流に抗してガラスに集中する戦略を採用している。これはガラスは最も低コストな包装材料のため。目下同社は容量325ml、重量僅か200gの超軽量ガラス容器の開発を目指していると言う。(STAR:6/2)