1998-06-03 ArtNo.15168
◆<馬>2.5%の通年の成長見通しは不変:副首相
【クアラルンプル】アンワル副首相は1日、今年第1四半期の国内総生産(GDP)成長率が1.8%のマイナス成長に陥ったからと言って、今年通年の2.5%の成長見通しを修正する考えはないと語った。
この日第3回アジア石油/ガス会議の開幕式を主宰した後記者会見したアンワル副首相によると、最悪の時期は既に通過し、経済動向には回復の兆しも生じている。最近の経済波乱に銀行界が過敏な反応を示したことが、第1四半期にマイナス成長が記録された理由の1つと見られる。
マレーシアの金融基盤は依然強固で、既定方針通り貸付活動を続ける。問題は貸付対象だが、政府は金融業界に対して、経済活動を刺激するような領域に優先的に融資を行うよう指示していると言う。(NST,MBT,STAR,ST,BT,LZ:6/2)
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