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1998-06-02 ArtNo.15160
◆＜印度＞電気通信委員会、ＶＳＡＴ免許譲渡問題で不一致
【ニューデリー】テレコム・コミッションはBhartiテレコムにより提出された、旧合弁会社Wipro-British Telecom(BT)から新合弁会社Bharti-BTへのＶＳＡＴ(ﾍﾞﾘｰ･ｽﾓｰﾙ･ｱﾊﾟｰﾁｬ･ﾀｰﾐﾅﾙ)ライセンスの移転申請に関して意見の不一致を見ている。
最近開かれたテレコム・コミッションの会議では、同申請を認めれば、「ＶＳＡＴライセンスの裏口取得を認めることになる」、「3年の契約条件維持期間が満了する以前に合弁会社を改組するなら、ライセンスは返上すべきだ」と言った反対意見が提起された反面、「入札も必要とせず、無制限に発行されるライセンスの譲渡は認められるべきである」、「商業的生存能力を有するプロジェクトに付属したライセンスの譲渡にはより寛大な配慮が払われるべきである」と言った意見も提起された。
消息筋によると、この日の会議では、硬直した姿勢は市場自由化のプロセスを阻害することにもつながるため、この種のケースはメリットに基づいて判断すべきであるとのコンセンサスが最終的に形成され、関係企業により詳細な事業計画の提出が再度求められたと言う。(ET:6/1)
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