1998-06-02 ArtNo.15156
◆<印度>外資100%の電力プロジェクトに自動認可
【ニューデリー】インド政府は投資額1500クローまでの100%外資の独立電力供給業者(IPP)プロジェクトに、自動認可を与える方針を決めた。
工業省の工業政策振興局(DIP)により作成され、電力省及び大蔵省の承認も得た内閣通達によれば、自動認可は、水力発電、石炭火力発電、石油ベースの火力発電、ガス・ベースの火力発電のいずれにも適応される。同通達は、電力事業における自動認可条項の一層の自由化は電力部門への一層の投資を加速するはずと指摘している。これにより外国投資局(FIPB)への申請は不要になり、直接、中央銀行の認可を受けることになる。
消息筋によれば、GVKグループのインド南部におけるプロジェクトは既に3、4ヶ月にわたりFIPBの認可を待っているが、同プロジェクトが最初に恩恵を受けられそうだ。政府の公式発表も間もなくなされる見通しと言う。(ET,IE:6/1)
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