1998-06-01 ArtNo.15129
◆<星>APEC閣僚会議、US$500億通信市場開放目指す
【シンガポール】アジア太平洋経済協力会議(APEC)第3回通信情報閣僚会議が今週シンガポールで開幕、APEC加盟国の500億米ドルと見積もられる通信機器市場の開放が決議される見通しで、大きな期待が寄せられている。
今回の会議では、APEC18メンバーが各種通信機器の輸入規則を大幅に緩和することを認め合うMRA(ミューチュアル・リコグニション・アレンジメント)が調印される見通しだ。
例えば市場の開放が最も進んでいるとされるシンガポールでも、通信機器の輸入許可取得には2~4週間を要し、1件当たりのコストは350~2000Sドル。一部の国では冗長な手続きが完了するまでに、商品寿命が尽きてしまう恐れもあると言う。(BT:5/30)
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