1995-05-06 ArtNo.1512
◆<馬>ビナリアン、先端通信施設にM$41億投資
【クアラルンプル】向こう5年間に先端的通信網の構築に41億Mドルを投じるビナリアンSdn Bhdは、2000年までに100万人以上にサービスを提供、年商40億Mドルの達成を目指している。
ビナリアンのデュフィ・スワン重役(COO)が4日語ったところによれば、同社の総合サービスにはデジタル移動体電話、衛星通信、国際ゲートウェイ、デジタル固定電話網が含まれ、GSM(グローバル・システム・フォー・モービル・コミュニケーションズ)技術は今年第3四半期に、通信衛星ミーサット1は今年末に、それぞれ稼働、96年年央までには家庭/業務用のデジタル固定電話サービスも開始される。同社は投資額の80%を固定電話網の構築に投じるが、成長領域の開拓に力を集中、テレコム・マレーシアとの競合を避ける。同社に20%出資するUSウェストにより開発されたハイブリッド・ファイバー同軸ケーブル技術が米国以外では初めて導入され、これにより1本の回線で、同時に多様なテレコミュニケーション・サービスが可能となる。同ネットワークの2次的サービス収入も加えると同社の年商は80億Mドルに達する見通しと言う。(NST,STAR,LZ:5/5)
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