1998-05-30 ArtNo.15118
◆<星>ダウ/ミッション/ミシュランに地域本部ステータス
【シンガポール】経済開発局(EDB)は28日、ダウ・ケミカル・パシフィック・シンガポール、エディソン・ミッション・エネルギー・アジア、ミシュラン・アジア・パシフィックに地域本部(RHQ)ステータスを授与した。
世界第5位の化学企業ダウ・ケミカルが1970年に設けたダウ・ケミカル・パシフィック・シンガポールは、グループのマーケッティング、セールス、管理、流通、信用管理業務を手がけ、目下トゥアスに今年末の完工を目処にテクニカル・サービス・アンド・デベロプメント・センターを建設している。
世界的な発電所の建設/経営会社として知られるエディソン・ミッション・エネルギーが1996年にシンガポールに設立したエディソン・ミッション・エネルギー・アジアは、ビジネス・デベロプメント、プロジェクト・ファイナンス、テクニカル/建設サービス、経営、保守、資産管理等の業務を手がけている。
指導的タイヤ会社ミシュランの子会社、ミシュラン・アジア・パシフィックは、アジア太平洋地域における戦略/政策の立案、通信、コンピューター/情報技術(IT)サービス、ロジスティクスなどを担当している。
ダウとエディソンはビジネス・ヘッド・クォーター、ミシュランはオペレーション・ヘッド・クォーター・ステータスをそれぞれ認められた。EDBは税制優遇措置を享受できるRHQステータスをこれまでに120社以上に付与している。(ST,LZ:5/29)
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