【ワシントン】世界銀行は26日、米国政府の圧力でインドに対する4件合計8億6500万米ドルの借款の認可を見送ったが、6月末までの今会計年度における合計30億米ドルの対インド借款計画の内、未認可の20億米ドルも同様の運命を辿る見通しだ。
認可が見送られたのは、エネルギー・プログラムに対する1億3000万米ドル、送電事業に対する4億5000万米ドル、ハイウェー改修事業に対する2億7500万米ドル、世銀傘下国際金融公社のCarraro India Ltdに対する1000万米ドルで、世銀スポークスマンは、ペンディングがいつまで続くか見通しは立たないとしている。(ET:5/28)