1995-05-06 ArtNo.1510
◆<馬>独企業、日豪企業と提携しバクン・ダム契約獲得目指す
【クアラルンプル】最近新設されたドイツ系建築/エンジニアリング会社Dywidag(M)Sdn Bhd(DMSB)は日本やオーストラリアの企業とコンソーシアムを組織し、バクン・ダム・プロジェクトへの参画を目指している。
DMSBのマイケル・フリック重役(GM)によると、今月11日には土木/鉄鋼構造物/機械・電気工事等から成る12億米ドル相当の最初の工事入札の資格審査書類を提出する予定だ。また海底ケーブル及び送電線の敷設に関わる第2の工事入札についても内外のパートナーと提携交渉を進めている。既に下請け工事を希望する多くの地元企業から引き合いも受けていると言う。DMSBは目下プルモダラン・ナシオナルBhd子会社のPercon Sdn Bhdが請け負ったクラン・バリーの高架ハイウェイ(全長8キロ)の下請け契約獲得を目指している。同社はこれまでにルム・ドックヤードやマレーシア航空の格納庫の建設、ペナン大橋プロジェクトへのケーブル納入等を請け負った実績を有し、バンコクにおける空港と市中心街を結ぶ14キロのドン・ムアン・ハイウェイの建設工事(M$8億)を完成させたばかり。(STAR:5/5)
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