1998-05-26 ArtNo.15067
◆<印度>ペトロネット、向こう2年間に1万2300クロー借款
【ムンバイ】石油製品の全国パイプライン・プロジェクトを手がける合弁会社ペトロネットは、最初の3件のプロジェクトに充当するため向こう2年間に1万2300クローを借り入れる。
I-Secとインダストリアル・クレディット・アンド・インベストメント・コーポレーション・オブ・インディア(ICICI)が金融アドバイザーに指名され、プロジェクトの査定や予備調査が進められている。
プロジェクト3件は、リライアンス・ペトローリアムLtd(RPL)とEssarオイルLtd(EOL)の新製油施設の建設計画やマンガロール・ペトロケミカルズの拡張プロジェクト(年産能力を300万トンから900万トンに拡大)に伴うもので、RPLのプロジェクトは1999年半ばに、EOLのプロジェクトは2000年半ばに完成が予定されている。したがってパイプライン工事も早急に進める必要がある。
パイプライン・プロジェクトの借り入れ/自己資本比率は3:1で、ルピー建てタームローになる見通しだ。(ET:5/25)
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